ノアが紹介するアラジンシステム(FXEA)は詐欺?出金拒否の評判など徹底検証!
本日は視聴者さんからご相談があった案件について、詐欺なのかどうかを検証していきたいと思います。
その案件がこちら「アラジンシステム(FXEA)」です。
我々と同じように副業案件のレビューを書いているノアという人物によって紹介されたFXのMAM案件です。
過去にも同様のオファーをしており、大炎上しているとのこと。
調べたところかなり危険な部類の案件であるということがわかったので注意喚起です。
参加しようと思っている人は一度冷静になってみてください。それでは最後までどうぞ。
当記事では「ノアが紹介するアラジンシステム(FXEA)」についての概要、口コミ、稼げる副業なのか。等について詳細に調べております。参加を検討している人は是非参考にしてみてくださいね。
Contents
ノア アラジンシステムの概要
想定月利 | 10~20% |
---|---|
通貨ペア | EUR/USD(ユロドル)その他状況に応じ対応 |
証券会社 | CXC(A-bookです。気にされる方、ご安心ください) |
レバレッジ | 500倍(証拠金の大きさによる制限はなし) |
参加費 | ノアからの紹介者 先着100名無料 |
[chat face=”reika-1.png” name=”麗華” align=”left” border=”yellow” bg=”yellow”] 運用方法であるMAMとは、自身の投資金をプロトレーダーに運用してもらう運用方法になります。 [/chat]
証券会社は「CXC Markets」という会社になっているようですが、この証券会社がかなり危うい、怪しいと評判になっています。
出金拒否の噂であったり、いきなり口座が凍結されるなどの噂もあります。まずはこの証券会社CXC Marketsについて調べていきたいと思います。
証券会社CXCの危険性について
まずはアラジンシステム(MAM)が使用している証券会社「CXC Markets」をFOREX PEACE ARMYというサイトで調べてみることにしました。
こちらのサイトは証券会社を様々な観点で評価し、それぞれランク付けるといったサイトになっています。
その結果がこちらになります。
ご覧の通り、評価は0件。認知もされていないという非常に危険な状態であることがわかります。
純粋に投資をしている人間の間では「存在すら知らない」ということです。
利用規約に信託保全の記述がない
続いて、cxc Marketsの信託保全について調べてみました。国内の証券会社でも義務づけられている信託保全ですが残念ながら海外では義務づけられていません。
信託保全とは?
金融規制当局と連携して政府機関が万が一の場合に投資家の資産を補償する制度
つまり、なんらかの理由で金融機関が破綻した場合、投資していたお金を保証してくれる制度がないということになります。
この場合、アラジンシステムが悪質で適当な理由をつけて破綻させたときにみなさんの資産が守られずそのまま持ち逃げされるリスクがあるということを意味しています。
さらにこの信託保全が導入されているかどうかというのは海外FXを選ぶ点で非常に重要な項目の一つとなっています。
残念ですがcxc Marketsの利用規約にはこの信託保全の導入を確認できる記述はありませんでした。
金融ライセンスが確認できない
セントビンセントおよびグレナディーン諸島の金融サービス機関に適用される規約、規則を完全に尊寿しています。管理番号 20877 IBC 2017
このように記載がありましたので、実際にライセンスを取得しているのか調べてみることにしました。
正真正銘本物のサイトでライセンスを確認しましたが、cxc Marketsが許可されている。という記述はどこにも見つかりませんでした。
FSAは、FOREXトレーディング、ブローカー、またはバイナリーオプショントレーディングのビジネスを遂行するためのライセンスを発行しません。また、FSAは、そのような活動に従事する国際ビジネス会社(IBC)を「規制、監視、監督、またはライセンス供与」しません。
それどころかこのような記述を見つけることができました。
つまり、cxc Marketsにライセンスが付与されることはあり得ないということです。
さらに、これらの情報は裏付けのようになってしまうのですがcxc Marketsがすでに無登録で金融商品取引業務を行っていることは明らかになっているんです。
関東財務局により注意喚起がなされています。残念ですが完全にアウトです。
出金拒否事案が続出
cxc Marketsでは出金拒否がされる。という話も出てきています。
ノア氏のブログによると
このシステムは、月末はポジションを持たないように設定しています。
ポジションを持っているから出金できない、ということは基本的にはありません。証券会社のCXCも、過去にトラブルや出金拒否などはなく
安全に利用して頂ける会社です。出金は3カ月に一度になりますので、そこは覚えておいてくださいね!
何故3か月に一回、一度しか出金できないのか。という疑問は残りますが、過去には出金トラブルも出金拒否もなく安全に利用できる。と書かれています。
しかし実際には出金拒否は当然のように行われており、さらに口座凍結までされてログインすらできなくなっているようです。
以下でご紹介するのは、実際にcxc Marketsを利用して出金拒否にあった方のブログの引用です。
まずは出金関連のやりとり概観を時系列で下記します。
8/25…入金 5万
9/ 1…出金 7万余 → 出金できた
9/16…入金 110万
9/21…出金 249万 → 出金できない(拒否される)
11/11…出金 254万 → 出金できない(拒否される)
↓
11/12頃…口座が凍結される ※正確な日付は未確認。
↓
2/10 …元金(110万)のみ出金。 利益分(144万余)はCXCに強奪された。
3か月に一度。ということなので100歩譲って9/21の出金はできないといわれても致し方ないのかなという印象ですが、11月の出金も拒否されているのは明らかにおかしいですよね。
この方はTwitterでも以下のように発信しています。
#cxc#出金拒否#回答拒否
ちなみに両建てのエビデンスがないことをcxcは認めました。ボーナス使って取引すると勝手に両建てしたとみなして口座凍結するそうです。
規約に明記されることなくcxcの裁量で決めるそうです。サポートに聞いてもまともな回答は得られません。
みなさまくれぐれもご注意を。— うめっち (@umetch0305) December 31, 2020
そして出金できたのはなんと元金だけ。利益はそのまま証券会社に強奪されてしまったようです。
安心して利用できる証券会社とはほど遠い現状が明らかになっています。
ノアという人物について
今回このアラジンシステム、もといcxc Marketsを紹介してきたのがこのノアという人物なのですが一体どういった方なのでしょうか。
すでにライセンスなしで運営しているような証券会社を紹介している時点でまともな人物ではないということは確かですね。
費用は掛からない。と書かれていますが、紹介した人物には少なくともIB報酬は確実に入っています。
みなさんが大きなお金を投資すればするほどにノア氏にお金が入ってくる。という制度ですね。
過去案件も出金拒否で炎上
ノア氏は今回のアラジンシステムだけではなく
- シンデレラビヨンド
- アルドノアシステム
という案件も過去に紹介していました。そしてこのこの両案件が利用していた証券会社がCFXというところになります。
どちらの案件も今回のアラジンシステムと同様にMAMでの運用になっています。
CFXが出金拒否発生していますが、オーナーの情報を抑えています。とりあえず海外にも逃げる事はできません。彼らは二度と銀行口座も作れないでしょう。#CFX出金拒否 #投資詐欺
— 「FX業者の裏側と真実」金融のプロが語るか【非営利】 (@compfxinfo) October 19, 2020
はい。こちらも出金拒否です。
さらにシンデレラビヨンドではかなり大きなドローダウンを起こしています。
しかも2回も。投資した瞬間に大きな含み損を抱えるという事案も高確率で発生する可能性があるということです。
特にアルドノアシステムでは、特商法が表記されていなかったり記載されている住所が全く別の職種の店舗であったりと不可解なことが多いです。
証券会社とグルの可能性について
ここまでノアという人物と彼が紹介してきた案件を調べてみて、一つの疑念が生まれました。
それはもしかしたら彼は案件を紹介して報酬を受け取っているアフィリエイターではなく、企画している側なのでは?という事です。
立て続けに3つの名前が違う同様の案件、さらに問題を抱えた証券会社の利用。
証券会社は海外法人なように見えますが、明らかに運営しているのは日本人です。そして日本人向けにオファーされていることも先のforex peace armyでの評価から丸わかりです。
最初から運営側としてこれらの商品を紹介していた。と考えるのは普通かと思います。
今後も名前を変え、証券会社を変え、新しい案件をオファーしてくる確率が非常に高いです。
ノアの言葉、メッセージ、案件を信用して参加するのは非常に危険です。
ノア アラジンシステム(FXEA)まとめ
- ライセンスを受けていない証券会社であり、無登録業者として注意喚起済み
- 過去にも名前の違う同様の案件をオファー
- ノアという人物自体が企画者である可能性がある
今回はノアが紹介するアラジンシステム。及びノアという人物について調べていきました。
まず案件としては無登録業者として警告、注意喚起がされている証券会社ということで論外です。それゆえの出金拒否や口座凍結でしょう。
さらにノアという人物が連続で同じような案件をオファーしていることからもこの人物が「悪質な案件」を紹介してくることは間違いありません。
登録をしている人は解除しておいたほうがいいです。そしてすでに案件に参加してしまったという人は全力で出金手続きをして関わるのをやめましょう。